としごと・しごとと

映画「キャッツ」を観て楽しむには前知識と想像力が大切です。

今日は久しぶりに映画に行ってきました。(遊んでばかりに見えますが、仕事は夜にしていますww)

観に行ったのはまーさんが観たいと言っていた「キャッツ」です。

ミュージカルをそのまんま映画にするのはどうなの?って思ったのですが・・・

実はまーさんが初めて観た劇団四季のミュージカルが「キャッツ」なんです。名古屋に長期出張中、知り合いにキャッツのチケットを頂いたのでフラ~っと1人で行ったらしいのですが、それはもう衝撃を受けまして。

出張から帰ってすぐ、私も名古屋に連れて行かれましたww。

でもその当時、キャッツの予備知識もなく観たので、細かいところまではよくわからなかったんです。それが今回よくわかりました。

映画を観た人の評価が割れています。

「キャッツ」って名前は知ってるけど、実際の内容を知らない人も多いと思います。

映画「キャッツ」の内容を簡単に説明すると・・・

 

(あらすじ)

満月が輝く夜、白猫のヴィクトリアが迷い込んだのはロンドンの片隅にあるゴミ捨て場。

そこで出会ったのが個性豊かなジェリクルキャッツたち。(ジェリクルとは、ジュエル+ミラクルの造語だそうです)ぐうたらな猫・ワイルドな猫・お金持ちでグルメな猫・勇敢な兄貴肌の猫、様々な猫がみんなに自分のことを知ってもらおうと歌や踊りを披露するのです。

そして今宵は新しい命を得ることを許されて天上界へ昇る(新しく生まれ変わる事ができる)たった一匹の猫を選ぶ特別な夜。不思議な力を持った長老猫はいったいどの猫を選ぶのでしょうか?

この説明だけを見ると「んん~?」感じでしょう。わかります。わかります。

野良猫ってほら、どこかに集まって会議してることがありませんか?

あれってなんで集まるんでしょうね?町内パトロールの報告会でもやってるのかしら。ふふっ。

 

こういう想像力が乏しい人は、「つまらない」と感じるかもしれません。

 

キャッツは「天に召されて新しく生まれ変わることが出来る特別な一匹を選ぶために、今夜舞踏会を開催しますよ~。選ばれたい猫は歌とダンスで自己紹介してね~!」ってことで猫が集まってくるんです。

「猫の集会に潜り込んだぞ!」という目線で見れば楽しいのではないかと思います。

 

でも予備知識として知っておいたほうがいい猫の名前がいくつかあります。

※赤字で表した猫の名前はとくに大事です。

ヴィクトリア:人間に捨てられた若く臆病な白い猫

・ミストフェリーズ:気弱だけど優しい心を持つマジック猫

・ジェニエニドッツ:昼間はぐうたらで夜になると元気なぽっちゃりおばさん猫

・バストファージョーンズ:町一番の金持ちでグルメで太っちょな紳士猫

グリザベラ:かつてはスターだったが、今は誰からも愛されない孤独な猫

・ガス(アスパラガス):グロールタイガーという役でかつては劇場のスターだったが、今でも過去の栄光を懐かしむ老猫

・マンゴジェリーとランぺルティーザ:いたずら好きで悪名高き泥棒猫コンビ

・ラム・タム・タガー:甘い歌声でメス猫を虜にする自由奔放な猫。

オールドデュトロノミー:すべての猫から尊敬される慈悲に満ちた長老猫

マキャヴィティ:神出鬼没で恐ろしい力を持つお尋ね者の悪い猫(悪役となる猫)

名前がややこしいのん。全然覚えられないww。

猫が好きな方、ミュージカルが好きな方、バレエやダンスが好きな方などにはオススメ。

白猫ちゃん役のフランチェスカ・ヘイワードさんが本当に可愛いうえにバレエダンスが凄かったです。歌手のテイラー・スイフトさんも出ていますよ~。

劇団四季の「キャッツ」も映画「キャッツ」もどちらも良いので、機会があればぜひ御覧ください。

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