としごと・しごとと

満月は明日(12日)・純文学など読まないのになぜ知っているのだ。

今日の絵日記は「は~?さっぱり意味がわからない派」と「か~!何言ってんだこの人達派」に分かれると思います。

さ~、あなたはどちら?

いかがでしたか?

さっぱり意味が分からない? 大丈夫です。おそらくそちらが普通です。

 

さっぱり意味がわからない派の方のために、僭越ながら解説させていただきます。

「月が綺麗ですね」というのは、「I love you」の隠語なのです。

夏目漱石(なつめ そうせき)が英語教師をしていたとき、 ” I love you ” を「我君を愛す」と訳した生徒に対し、「日本人はそんなことを言わない。「月が綺麗ですね」とでもしておきなさい」と言ったという逸話があるんです。

そして小説家の二葉亭四迷(ふたばてい しめい)はロシア文学を翻訳した際に、腕にキスして抱き寄せるというロマンチックなアプローチに対して女性が ” Ваша… ” =「yours(あなたに委ねます)」と囁いたシーンを「死んでもいいわ」と訳しています。

だからこの「月が綺麗ですね」と「死んでもいいわ」はセットで使われることが多いのです。

" I love you "の日本的意訳。夏目漱石による訳と言われる(俗説で信憑性は低い)。
月が綺麗ですね - ピクシブ百科事典

 

あくまでも<逸話>ですから、実際にあった話かどうかはわかりません。

でも面白くないですか?

それを踏まえてもう一度今日の絵日記を読み返してもらえると意味が分かると思います。

 

どうだい?背筋がゾクゾクするだろう?(このブログ、うちの親も子も知人も見てるんだぜ?)

 

でも一番驚いたのは、ウチの子たちに通じたことですよ。

純文学なんて全く読まないのに、どこで知ったんだろう?謎だわ・・・。

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