昨日の朝のことであった・・・
知らない方のために説明しよう!
「何の因果かマッポの手先」は昭和に流行したドラマ「スケバン刑事」の2代目麻宮サキ(南野陽子さん)の決め台詞である。
ちなみに2代目麻宮サキは幼少期に鉄仮面をつけられて育ち、武器はヨーヨーという今思うと謎の設定であった。
ほかにも「愛を忘れ人の心の弱みにつけ込む悪党共、おまんら絶対許さんぜよ!」という決め台詞もある。
そこが気になる~?
たしかに「マッポ」は予想できないわ。
明治時代に警察にあたる仕事をしていたのが薩摩藩の方が多かったそうで、薩摩藩の武士のことを「さつまっぽう」って呼んでた名残らしいです。
『日本国語大辞典』(小学館)によると〈とさっぽ〉や〈さつまっぽ〉の項目があるそうなので、九州や四国地方の方言なのかしらね?
ちなみにスケバン刑事は「スケバン・デカ」と読みます。デカも警察を表す用語ですね。
デカも明治時代に生まれた言葉でもとは犯罪者仲間の隠語。 当時の警察は制服ではなく和服を着ていたため刑事巡査のことを「角袖巡査(かくそでじゅんさ)」や「角袖(かくそで)」と呼んでいました。 この「角袖」を逆さまにして初めと終わりだけ取ったのが、デカだそうです。
ほかにも「かくそで」→「くそでか」→「でか」→「デカ」になった説も。
知ってるようで知らない警察の呼び方の話でした(*´▽`*)
突然の独り言で「スケバン刑事」の決め決め台詞が出てきた理由は誰にもわからない。